PKO即時撤退・戦争絶対阻止・改憲と労働法制解体阻止、池田自衛隊裁判はひとつ

南スーダンPKO 即時 撤退せよ!
池田自衛隊裁判をともに闘おう!
国境・民族を超えた国際連帯でプロレタリア革命へ!

수단 PKO 측시 철퇴하라!
이케다 자위대 재판을 함계 싸우자!
구경-민족을 넘은 국제연대로 프롤레타리아 혁명으로!

PKO in the South Sudan, withdraw at once!
Fight together with Mr. IKEDA (soldier of the Self-Defense Forces) in the trial!  Victory of a Proletarian Revolution through international solidarity over borders and nationalities!

PKO部隊とは 侵略戦争の部隊

国連安保理は8月12日、国連南スーダン派遣団(UNMISS)の任期を12月15日まで延長する決議を採択した。延長は繰り返される。決議は米帝が提案し、ジュバで国連要員や民間人、空港などの「施設防護」を担う4000人規模のアフリカ部隊の追加派遣を承認。任務遂行のための武器使用権限が付与された。「防護部隊」はUNMISSの一部として派遣され、任務遂行は「必要なあらゆる手段を行使」し、「攻撃が企図されていると信頼できる情報」があると判断すれば、「先制攻撃」を認め、可能としている。要するに内戦下の南スーダンPKOが政府軍とも戦う侵略戦争の部隊であることが突き出されている。

南スーダンは内戦状態 陸自宿営地の100メートル先で、政府軍と反政府勢力が銃撃戦

(1)南スーダンの内戦は激化している。10月8~15日の1週間だけでも政府軍と反政府軍の戦闘で60人が死亡。政府軍兵士11人と民間人28人が死亡、反政府軍も21人が死亡している。7月7~8日、ジュバの戦闘で死者が272人、内民間人が33人。8~13日にかけても政府軍11人、民間人28人、反対勢力マシャール派21人の計60人が死亡している(ロイター通信)。戦闘はその後も激化。10日の戦闘はジュバ南西部のジェル地区。陸自PKO派遣部隊約350人の駐屯地から約5キロの地点。10月14日夜、反政府勢力が政府軍の施設を攻撃。陸自宿営地から600メートルだ。

(2)7月の戦闘では、陸自宿営地の隣のビルで2日間にわたる銃撃戦が起きている。9月16日政府軍報道官が共同通信に現場を公開した。銃撃戦は7月10~11日、宿営地からわずか100メートル隣の建設中の7階建てビル5階に立て籠ったマシャール派20人と政府軍が銃撃戦を展開し、政府軍2人が死亡。5階からは、陸自PKO部隊の宿営地全体が見渡せる。反対勢力の軍事目標は、宿営地近くの「ジュバ空港の占拠」(報道官)。陸自PKO部隊は宿営地内に立て籠り、その後も宿営地から出られず、ストレスを抱える隊員が増えている。PKO部隊に参加している英・独の隊員が安全確保のために負傷した中国(二名が死亡)とエチオピアの隊員や外交官とともにジュバから撤退している。
安倍は内戦激化の南スーダンから陸自部隊をなぜ撤退させないのか。朝鮮戦争の切迫情勢と世界核戦争情勢下、自衛隊を戦争ができる軍隊、人を殺し、殺し殺される軍隊に変質させ、日米韓一体で韓国のゼネスト革命を圧殺する朝鮮戦争に突入するためである。改憲と戦争に突進する安倍政権を打倒しよう!

政府軍によるNGO職員襲撃・虐殺・集団レイプ「駆け付け警護」は政府軍との戦闘になる

(3)陸自PKO部隊宿営地の隣ビルで銃撃戦が起きていた7月11日、南スーダン政府軍100人によるジュバのテレイン・ホテルにいたNGO職員など70人への急襲が行われた。政府軍100人はホテルでNGO職員を虐殺し、金やケータイなどを略奪、少なくとも5人の外国人女性に対し政府軍兵士が集団レイプを行った。政府軍の中には「大統領警護隊のワッペンを付けている兵士がいた」(襲撃されたNGO職員)。襲撃後、南スーダン国家保安庁の将校たちが救出を開始した。しかしその将校たち自身が、略奪する兵士の仲間だった(被害者証言)。
(4)ホテルには3重のゲートがあり、各ゲートにはショットガンを持った民間警備員が配置されていたが、政府軍が簡単に突破。襲撃されたNGO職員の数人は、PKO部隊に「駆けつけ警護」の救援を求めた。連絡を受けた現地の国連は、中国とエリオピアの部隊に出動を要請したが、ホテルへの道には兵士や戦車が展開していたため中国、エチオピアのいずれの部隊も動かなかった。中国、エチオピアの兵士は他の戦闘で負傷もしている。7月大規模な武力衝突が起きた際、中国のPKO部隊は、数千人の市民が避難していた国連保護施設の防護を放棄する事態も生じている。米帝は「襲撃は訓練の行き届かない兵士が戦闘に乗じて暴走した」(米国務省)ものとして、米外交官やPKO隊員への政府軍の襲撃に沈黙し、南スーダン政府は襲撃を否定している。

朝鮮戦争を始まる前に阻止しよう!
韓国ゼネストと連帯し ゼネストで革命へ!
豊洲市場移転は 白紙撤回!

한반도 전쟁을 시작할 전에 저지하자!
한국 총파업과 연대하며 총파업으로 형명을!
도요수 시장 이젼을 박지 철회하라!

Let’s stop a new Korean War before it begins!
Complete Withdrawal of relocation of Tsukiji-Market to Toyosu!
Solidarity with the General Strike in South Korea! Forward to General Strike and Revolution!

(5)安倍政権は11月11日に「駆け付け警護」「宿営地の共同防護」の新任務を盛り込んだ実施計画の変更を閣議決定し、11月20日に派遣する第11次PKO部隊(陸自第9師団第5普通科連隊・青森)に適用する。派遣隊員は家族にすら「沈黙を強制」され、家族は不安と怒りを表明している。
安倍は国会答弁で「PKO派遣」は、「相手国、または国に準じる組織の受け入れ同意と非戦闘地域が前提」と答えている。「駆けつけ警護」は、他のPKO部隊が武装勢力から攻撃を受けた場合、「駆けつけ」その部隊と一緒に反撃するとしている。だが今回のようにNGO職員が政府軍に襲撃され、現地国連から「駆けつけ警護」の出動を要請された場合、交戦相手の部隊が政府軍となる。安倍の国会答弁では、「受け入れ同意国」との「戦闘」は、「想定していない」としているが、南スーダンで進行している現実はPKO(国連平和維持活動)法では対処できない事態である。安倍は「起きている事態は戦闘ではなく、衝突だ」と強弁し、PKO派遣をどこまでも正当化せんとしている。内戦激化で国外脱出難民が100万人、国内難民が161万人に達する事態だ(UNHCR)。
南スーダン政府軍は、国連世界食糧計画(WFP)の物流拠点を襲撃し、食料を強奪したり、NGO職員や国連職員への襲撃を繰り返している。キール大統領の出身部族であるディンカ族で構成する「ジエング長老評議会」は、長年、外国勢力によるいかなる介入にも反対し、PKO4000人増派の「合意発表」も反故にされている。「駆け付け警護」はすでに破綻している。南スーダンPKO派遣は直ちに中止し、全自衛隊員は全面的に撤退せよ!ということだ。追い詰められている安倍は、改憲と戦争に突進する。韓国ゼネストと連帯し、安倍を労働者と兵士・家族の怒りで打倒しよう!

韓国ゼネストと連帯し、国際共同行動で戦争を革命に転化しよう!世界単一の労働者の党を建設しよう

パク・クネ政権はすでに崩壊し、ゼネストで打倒寸前である。パク打倒は安倍打倒へと連動する。
9・27民主労総・公共運輸労組、成果主義賃金導入阻止の第2次ゼネストに突入。鉄道労組2万人、健康保険公団1万1000人、ソウル大病院2000人、ガス労組3000人、ソウル地下鉄6200人、ソウル都市鉄道5700人、釜山地下鉄3700人などの組合が一斉に無期限ストに突入した。これに続き、10・1ゼネストが爆発。「労働改悪・成果退出制廃棄!公共性強化!生命・安全社会建設!汎国民大会」がソウルの大学路(テハンノ)を3万人が埋め尽くしてパク・クネ政権打倒の大集会が勝ち取られた。公
共運輸労組は無期限ストに突入し、全教組は「教員評価廃止!成果退出制廃止!」などを掲げ全国教師大会」を開催し、全体集会に合流。10・1大邱(テグ)では民主労総の全国労働者大会が7000人の結集で勝ち取られた。大邱は戦後革命の過程で米軍政と激突し、済州島(チェジュンド)とともに戦後革命の頂点に立っていた。蜂起の鎮圧後は保守反動の「牙城」とされてきたが、ついに民主労総によってパク・クネ政権打倒に向けた新たな職場・地域拠点建設への決起が開始された。10月10日、公共部門のストが3週間目に突入するなか、民主労総全国公共運輸労組貨物連帯本部1万4000人がストライキに突入した。鉄道と貨物労働者の同時ゼネスト突入は史上初だ。鉄道労組に続いて港湾貨物の労働者もストに突入。10日は8労組・4万人、貨物連帯と合わせれば5万人以上がゼネストに決起した。民主労組はあらゆる弾圧をはねのけ非妥協で闘い抜いている。梨花大学生は26日、「大統領の座から引かなければならない」と宣言文を出した。民主労総は「11・12、100万人決起でパク・クネ打倒」を呼び掛けている。パク・クネ支持率は10・4%に下落。民主労総の国際連帯行動の呼びかけに応え、改憲と戦争に突進する安倍政権を、小池都知事もろとも倒そう!
世界は革命情勢です。没落米帝の崩壊は、大統領選の全てが示している。見るに堪えない。英のEU離脱とドイツ銀行の危機がEU崩壊と世界恐慌の深化、世界核戦争情勢を促進している。中国では軍制改革で削減された兵士の1000人が権力中枢地域でデモを行い、路頭に放り出された数千万の解雇労働者と結びつく情勢に突入している。インドでは1億5千万人の労働者が決起している。国際連帯の強化と世界単一の労働者の党を建設し、労働者階級の国際共同行動で戦争を革命に転化しよう!本日の11・6集会はその始まりです。

PKO即時撤退・戦争絶対阻止・改憲阻止・労働法制解体阻止と 池田自衛隊裁判はひとつ。
池田裁判をともに闘い、全国に支援陣形をつくろう!

世論調査ではPKO新任務付与に57・4%が反対している。イラク派兵で負傷し困難をのりこえながら不屈に闘い抜いている池田元3等空曹の自衛隊国賠裁判を共に闘うことを本日、結集されたすべての闘う仲間の皆さんに訴えます。同時配布の「池田リーフ」を是非、読んで下さい。是非、「共に闘う会」に入会し、会員になり、池田自衛隊裁判をともに闘いましょう!
2016年11月6日

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―自衛官との団結は職場の団結から始まる―

「Rise」労働者・兵士ともに起ちあがろう!
発行:労働者兵士行動委員会

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